NHKから国民を守る党は7月12日、千葉県印西市の市長選挙に同党員のしんどうかな氏(27歳)を公認候補として立候補させたことを発表しました。
これにより千葉県印西市の市長選挙は、現職の板倉正直(いたくら まさなお)氏(73歳)との一騎打ちとなります。
3期目の当選を狙う板倉氏に対し、しんどう氏はいかなる公約や政策を掲げて挑むのか?
まとめてみました。
スポンサーリンク
目次
【印西市市長選】N国党はしんどうかなを正式に公認
今の日本の被選挙権において国民が備えていなければならない条件一覧。
年齢の上限については一切明記なしこの矛盾点を印西市長選挙という舞台を借りて主張するのがN国党公認しんどうかな
※総務省HP pic.twitter.com/uxmcQ1pKQy
— カモフラチャンネル NHKから国民を守る党 (@camoufla_ch) July 13, 2020
N国党・立花孝志党首は今回の印西市の市長選挙に、N国党党員の粟飯原美佳(あみはら みか)氏(24歳)を公認候補として立候補させることを表明していました。
しかし被選挙権が25歳からであることから届け出は不受理となり、その代打として東京都議会補欠選挙で一躍有名となったしんどうかな氏を立候補させることに。
立候補審査なう pic.twitter.com/y4Qc76VvN8
— ゆづか姫@印西市長選挙立候補中❤️しんどうかな (@himeyuzk) July 12, 2020
こちらは正式に受理された模様。
しんどう氏の中6日での連続出馬、加えて46歳差の選挙戦となったことで、またまた世間をお騒がせする事態となってしまいました。
現職の無投票再選とみられていた中、突然の〝ゆづか姫〟投下に役所も市民も動揺を隠せない。
届出が受理された後、選挙管理委員会の責任者となる高齢の男性選挙長が新藤氏に「個人的にだが、どういう真意で立候補したのか聞きたい」と問いただす異例の〝聴取〟の場があった。 https://t.co/GcjqOONkOJ— 尾崎全紀@幹事長と副党首と岡山県知事選公認候補予定者にブロックされてる衆院ブロック公認候補予定者。笑 (@ozakimasanori1) July 12, 2020
無投票再選を想定していた印西市では、動揺も広がっているようです。
スポンサーリンク
【印西市市長選】N国党・しんどうかなの掲げる公約
昨今の日本政治に緊張感がないのは、未来に責任のある若者から政治参加する権利(被選挙権、公職の候補者になる権利)が奪われているからです。若者を始めとする合理的な少数派の声がきちんと政治に反映されれば、未来に責任を果たす政治が行われます。#印西市長選挙 に立候補し問題提起を行っています。 pic.twitter.com/5c9cCgpBv4
— 末永けい💞【ゆづか姫】と印西市長選挙に勝って若者の権利を取り戻そう【令和の参政権運動】from東海 (@suenaga_kei) July 14, 2020
若者に特化した公約を打ち出している、しんどう氏。
ベッドタウン化の進む印西市では「総北電鉄の高額運賃」「ニュータウンへの人口集中」「子育て施設の設置」といった問題を抱えており、公約はおおむね好評な模様。
しかし「在来圏の過疎化」「コロナ感染県内ワースト」といった問題には触れられておらず、Twitterでは不信感や不満の声も上がっているようです。
スポンサーリンク
【印西市市長選】N国党・しんどうかなの掲げる政策
ポスターがこんな感じです。
ゆづか姫にせっかく話しかけていただきましたが、周りのゆづか姫の追っかけカメラマンが生放送とかしていたので大変だなーと思いつつ軽く挨拶だけ済ましました。
頑張ってほしいです。 pic.twitter.com/6b1aDHOJAL— NHKから国民を守る党 くぼた学 立川市議 (@kubotamanabu77) July 12, 2020
前回の都議補欠選ではホリエモン新党公認として立候補し「ホリエモン東京改造計画・37の緊急提言」を政策として掲げたしんどう氏。
今回はN国党公認として千葉県印西市の市長選への立候補ですので、同じ政策を掲げての出馬とはならない模様。
選挙ポスターには「若者に特化した政策をガンガン実行していきます!!」と記されており、詳細は別のポスター(画像左)を参照とのこと。
主だった政策は以下の通りです。(公約と被る部分もあります)
●若者の声、少数派の声を代弁していきます。
●北総電鉄に乗った人を対象に、運賃の半額を返金します。
●めんどくさいゴミの分別を廃止します。
●NHK集金人の戸別訪問を規制します。
●ペットの生体展示販売を規制します。
●電動アシスト付き自転車の購入費を半額助成します。
●スマホの購入費を半額助成します。
●政治によって若者が迫害されているので、20代の方には一律一ヶ月16,540円を支給します。
●N国党ではNHKから皆さんを守るためのコールセンターを運営しております。
など
最後のコールセンターの告知部分のみ、N国党の色が濃く出ていますね。
それ以外は公約同様、ベッドタウン化の進む印西市の子育て世代をターゲットにした政策が中心となっています。
この政策がどこまで浸透し、支持されるのか。目が離せない選挙戦となりそうです。
ちなみに7月13日現在、印西市のHPのトップページの「重要なお知らせ」には、今回の市長選についての情報が何も更新されていません。
このようなところもしんどう陣営の反撃材料にされかねないだけに、今後の市の対応にも注目していきましょう。
利根新報さんの記事から失礼します。
私が印西市長になったら2週間に1回は定例します。
自分のチャンネルなどをもち積極的に発信する経歴を見てもらったらわかるように、情報公開に関しては現職さんには負けません! pic.twitter.com/wJHAvoeFUr— ゆづか姫@印西市長選挙立候補中❤️しんどうかな (@himeyuzk) July 13, 2020
スポンサーリンク
今回の選挙ポスターもアベノマスクブラ?
ポスターは2種類作ろうと思っていまして、1種類は写真と名前、もう1種類はしっかりと今回の主張ですね。なぜこの選挙に立候補しているのかについては文字で選挙公報のような主張の文字になったポスターにしたいと。
党幹部会見〜印西市市長選候補・新藤かなも参加〜 https://t.co/9nAaNi54fU @YouTube— 尾崎全紀@幹事長と副党首と岡山県知事選公認候補予定者にブロックされてる衆院ブロック公認候補予定者。笑 (@ozakimasanori1) July 12, 2020
前回の東京都議会議員補欠選挙では、選挙区内外で大きな賛否両論を巻き起こした「アベノマスク・ブラ」ポスター。
しんどう陣営は「政治的なメッセージを込めた」と主張するも、想像以上に批判が殺到。
ポスターの上からシールを張って改修するという異例の対応で、またも世間を騒がせる事態となりました。
今回の市長選では都議補欠選のような過激なポスターは使用せず、極めてオーソドックスな仕上がりのポスターとなっています。
前回のようなツッコミどころがないポスターを相手に、現役市長はどのように立ち向かうのか?
注目が集まっています。
スポンサーリンク
まとめ
#印西市長選挙 第一声。
印西市長選挙は前回の投票率59.31%。
今回はどうなるのか…投票率にも注目したいです👀👀👀 pic.twitter.com/mHRcfIl1E2— 末永ゆかり【NHKから国民を守る党】衆院選候補予定&北区政担当 (@Suenaga_Nkoku) July 12, 2020
粟飯原氏の立候補届不受理に端を発した、今回のしんどう氏の立候補。
またも選挙を冒涜しているとの不満も出ていますが、きちんとした主張が用意されていることを見落としてはいけません。
その主張を踏まえた上で審判を下す権利が、有権者にはあるのです。
19日の投開票では、どのような結果が生まれるのか?
投票率ともども、要注目です。
コメントを残す