【相次ぐ海開き中止】誰もいない海水浴場は危険?大人でも流される離岸流の恐怖

【相次ぐ海開き中止】誰もいない海水浴場は危険?大人でも流される離岸流の恐怖

新型コロナウイルスが、夏のレジャーにも影響しています。

千葉、茨城、神奈川の3県は、今年2020年の海開きを全面的に行わないことを決めました。

これを受けて各自治体は「遊泳を控えて」「海岸への立ち入りはご遠慮ください」と呼びかけています。

海開きをしていない、監視の目のない海水浴場には、どんな危険が潜んでいるのか?

まとめてみました。

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海開きをしていない海水浴場は危険がいっぱい

監視のない海岸は危険がいっぱい

海岸線は国に所有権があり、自治体が立ち入りを禁止することはできません。

ってことは、海岸への立ち入りは自由ってことだよね?

そう思って海へ行き勝手気ままに遊泳することは、実は極めて危険な行為なのです。

その理由をご説明しましょう。

遊泳可能範囲が不明瞭

遊泳範囲が不明瞭

海水浴場の混雑を避け、人気の少ないところで泳いでいて監視員に注意された経験はありませんか?

実は海開きをした海水浴場では遊泳範囲が決められており、その範囲外には主に以下のような危険が潜んでいる可能性があります。

1・急に深くなる

2・離岸流が発生している

3・高波が発生する

4・サメや毒クラゲなどの危険生物が多い

1~3の危険を分かりやすくまとめるなら溺れやすいということ。

特に2と3は海流や波にさらわれるため、波打ち際であっても安全とはいえない恐ろしさもあります。

大人でも飲まれて流されるほどですから、小さな子供だけで遊ばせないよう、十分な目を配りましょう。

もぐお
4は言うに及ばず、だね

ライフセーバーの不在

ライフセーバーの不在

人が波にさらわれた、子供が溺れた。

このような不測の事態に、人はパニックを起こしてしまいます。

そこで頼りになるのが、海の安全を守るライフセーバーです。

海開きをした海水浴場には、ライフセーバーを配置しなければならないという条例があります。

逆に言えば、海開きしていない海岸にはライフセーバーを配置する義務はないということに。

今年の海開きを断念した自治体には「新型コロナの影響で大学生の夏休みが短くなり、十分な数のライフセーバーを確保できない」ことを理由に挙げたところも多く見られました。

海開きをしていない海水浴場では、誰も助けてはくれません。

くれぐれもライフセーバーのいない海では泳がないようにしましょう。

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そもそも離岸流とは?

離岸流とは海水が循環する際に発生する海流の一つです。

海水の循環といっても難しいことではなく、打ち寄せる波が向岸流、引いてゆく波が離岸流といえばイメージしやすいでしょうか?

これらの海流は地形だけでなく、風向、風力、潮の満ち引きなどの影響を受け、様々な変化を起こします。

離岸流は海岸から離される動きをするので、寄せる波がなく、海面は比較的穏やかです。

従って波が穏やかであるにもかかわらず遊泳禁止の立て看板のあるエリアは、強い離岸流が起きやすい場所である可能性が高いといえます。

ひょっとしたら、過去に死亡事故が起きているのかも。

不用意に近づいたり、泳いだりしないようにしましょう。

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万が一離岸流に飲まれた時の対処法

離岸流は幅が2~30m、速度は秒速1m前後とされています。

速度の数値を見てもピンときませんが、これはオリンピッククラスの競泳選手でも逆らって泳ぐことは難しいといわれるほど危険な速度です。

速い波に飲まれて一気に沖合に流され、パニックになってしまって溺れてしまうケースが後を絶ちません。

万が一離岸流に飲まれてしまった場合、自力で脱出する方法には以下の2つがあります。

1・岸と平行に泳ぎ、離岸流を抜けてから岸に向かう

2・岸と45°の角度で泳ぎ、離岸流を抜けてから岸に向かう(泳ぎが得意な人向け)

いずれの場合も慌てて離岸流に逆らって岸に向かず、まずは離岸流から抜け出すことが推奨されています。

しかし一番の安全対策は離岸流に近寄らないこと。

素人が砂浜から見極めることはほぼ不可能ですので、安易に海岸線には近づかないのが何よりの安全対策といえそうです。

もぐお
君子危うきに近寄らず、ともいうしね

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まとめ

全国各地で海水浴場の閉鎖が決まっている、2020年。

海遊びは夏の楽しみの一つですが、海水浴場ではない海岸には不用意に遊びに行かないのが賢明のようです。

自己責任とは言いますが、事故が起きてからでは取り返しがつきません。

悲しい夏にならないよう、くれぐれも慎重に行動するよう心掛けましょう。

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