【あおり運転には罰則も】知らないでは済まされない自転車の危険行為まとめ

2020年6月2日、改正道路交通法が衆議院本会議で可決・成立し、あおり運転に対する明確な定義と厳罰化が規定されることとなりました。

2020年6月12日に公布され、7月2日より施行となります。

今回の改正で、自転車のあおり運転にも罰則が科せられるように。

これから自転車に乗るとき、何に気をつけて運転すればよいのでしょうか。

まとめてみました。

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【自転車の危険行為15項目】新たに加えられた「妨害運転」とは

【自転車の危険行為15項目】新たに加えられた「妨害運転」とは

今回の法改正ではあおり運転に当たる「妨害運転」を、これまでに規定されていた「危険行為14項目」に追加することが決まりました。

具体的には、以下の7行為が「妨害運転」として想定されています。

1・逆走して進路をふさぐ

2・幅寄せ

3・進路変更

4・不必要な急ブレーキ

5・ベルをしつこく鳴らす

6・車間距離の不保持

7・追い越し違反

もぐお
これまで自動車のあおり運転として報道されてきた行為が、自転車を運転する人にも適用されるってことだね

【自転車の危険行為15項目】これまでに規定されていた14項目とは

【自転車の危険行為15項目】これまでに規定されていた14項目とは

自転車は徒歩よりもスピードが出ているためか、つい「いける」「大丈夫」と思って、減速もせず交差点に進入した経験はありませんか?

このように、普段意識もせずに行っていた危険行為のために、死亡事故を起こしたり、高額賠償を命じられた事例も数多く報道されています。

そこで、これまでに規定されていた危険行為14項目を再確認してみましょう。

1・信号無視

進行方向の赤信号を無視し、交差点などを通過してはならない。

2・遮断踏切立ち入り

遮断機が下りてきている時や、警報機が鳴っている時に踏み切りに進入してはならない。

3・指定場所一時不停止等

「止まれ」の標識や一時停止の指定がある場所では、一旦停止しなければならない。

4・歩道通行時の通行方法違反 

道路標識で通行可とされている歩道でも、徐行して進行しなければならない。

歩行者の通行の妨げとなる場合、一時停止しなければならない。

また、普通自転車通行指定部分がない場所では、歩道の中央から車道寄りの部分を徐行して進行しなければならない。

5・制御装置(ブレーキ)不良自転車運転

ブレーキがない、正常に作動しない自転車、前輪のみまたは後輪のみにブレーキがある自転車で運転してはならない。

(かつてピストバイクの制動装置の有無が問題となりました)

6・酒酔い運転

酒気を帯びた状態で自転車を運転してはならない。

(自転車の飲酒運転もご法度)

7・通行禁止違反

道路標識などで通行を禁止している区間を通行してはならない。

8・歩行者用道路における車両の義務違反(徐行違反)

道路標識などで通行可となっている歩道でも、歩行者に注意を払い、徐行して通行しなければならない。

9・通行区分違反

歩車道の区別のある道路では車道を通行しなければならない。

また、自転車は車道の左側端に寄って通行しなければならない。

(逆走は違反行為)

10・路側帯通行時の歩行者の通行妨害

路側帯を通行する際、歩行者の通行の妨げにならないような速度で進行しなければならない。

11・交差点安全進行義務違反等

交差点に進入する際、優先道路を走行している車両や、交差する道路の幅が明らかに広い道路を進行してくる車両の進行を害してはならない。

交差点進入時や交差点内通行時は横断する歩行者などに注意を払い、安全な速度で進行しなければならない。

など。

12・交差点優先者妨害等

交差点右折時、その交差点で直進しようとする車や左折しようとする車の進行を妨害してはならない。

13・環状交差点安全進行義務違反等

環状交差点内を通行する車両の進行を妨害してはならない。

また、環状交差点に進入する際は徐行しなければならない。

14・安全運転義務違反

自転車の運転者は、ハンドルやブレーキなどを確実に操作し、他人に危害を及ぼさないような速度と方法で運転しなければならない。

ながらスマホや傘を差し運転などの片手運転が、これに該当する。

ここで挙げた14項目の中には「つい、やっていた」「これって違反だったの?」といった規定があったかもしれません。

今回の法改正をきっかけに今一度、ご自身の自転車マナーを見直してみてはいかがでしょうか。

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自転車に科せられる危険行為の罰則

自転車に科せられる危険行為の罰則

今回の法改正で自転車のあおり運転が新たな「危険行為」と規定されたことで、危険行為は全15項目になりました。

そして危険運転を行った者には、以下の罰則が定められることに。

1・3年以内に2回違反した14歳以上に、安全講習を義務化する

 講習時間:約3時間

 講習料:約6,000円

2・受講しなかった場合は、5万円以下の罰金

この罰則はあおり運転だけでなく、これまでに規定されてきた14項目にある「逆走」「信号無視」「飲酒運転」などの危険行為も対象となります。

まだ施行までには日にちがありますので、自転車に乗る際は「今のうちから危険行為15項目を意識する」ことを心掛けておきましょう。

もぐお

警察庁によると、昨年1年間に全国の警察が摘発した自転車の危険行為は2万6687件。

うち、講習を受けたのは328人だそうだよ。

危険行為の対象となる相手は?

危険行為の対象となる相手は?

自転車のあおり行為は「自転車が歩行者に対して」だけが摘発の対象になるわけではありません。

「自転車が自転車に対して」または「自転車が自動車に対して」行うものも含まれます。

自転車が自転車に対して

近年「追い越しざまに相手が豹変し、しつように追いかけられた」「ベルを鳴らしたら、目の前を蛇行運転をされた」など、自転車同士のトラブルも多発しています。

これらのように、自転車が自転車に対して行う危険行為も摘発の対象となります。

自転車が自動車に対して

自転車と自動車の立場を比較した場合、交通弱者は自転車側。

それでも自転車側が危険運転をしていた場合、自転車が摘発されることが起こり得ます。

自動車の前での低速走行からの急停車、蛇行、飛び出し、逆走など。

これらの危険行為が原因で事故が起きた場合、自転車の過失割合が高くなってしまうことも。

Twitterでは「自転車にもドラレコが必要になるのか?」といった投稿も見られました。

楽天などでは、すでに自転車用ドラレコがラインナップされています。

法改正を受けてのTwitterの反応

今回の法改正を受けて、Twitterでは様々な意見が飛び交っています。

道路交通法上、無灯火には以下の決まりがあります。

第五十二条

車両等は、夜間(日没時から日出時までの時間をいう。以下この条及び第六十三条の九第二項において同じ。)、道路にあるときは、政令で定めるところにより、前照灯、車幅灯、尾灯その他の灯火をつけなければならない。

政令で定める場合においては、夜間以外の時間にあっても、同様とする。

自転車は軽車両ですので、夜間の無灯火は上記違反に該当します。

危険行為に含まれないからといって、夜間の無灯火走行は法律違反なのでやめましょう。

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まとめ

いかがでしたか?

免許制度ではないせいか、どうも自転車は交通ルールを守らないイメージがつきまといます。

今後は明らかに自転車側に非がある場合、あおり運転として罰せられるケースが出てくることが予想されます。

そんなことにならないためにも今一度、ご自身の自転車マナーを見直すきっかけにしてみてはいかがでしょうか。

 

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