女子プロレス団体スターダムを運営するブシロードファイトは20日、星輝ありさ選手の現役引退を発表しました。
これにより保持していたワンダー・オブ・スターダム(通称:白いベルト)は返上となり、同王座は空位となります。
次の王者は誰になるのか? その決定方法は?
予想も含めて、まとめてみました。
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目次
星輝ありさ(ほしきありさ)引退の理由とは?

3月8日の後楽園ホール大会のタイトルマッチを当日キャンセルし、以降欠場を続けてきた星輝ありさ選手。
その星輝ありさ選手の引退が5月20日、スターダム公式HPで発表されたのです。
【お知らせ】スターダム所属・星輝ありさ選手が首、及び頭部負傷のため引退https://t.co/SnqHjAirix
星輝ありさ選手より、ファンの皆様へのメッセージhttps://t.co/VX9y8VdGeh#星輝ありさ #STARDOM pic.twitter.com/b17ZmiXX5E
— スターダム✪STARDOM (@wwr_stardom) May 20, 2020
ファンの皆様
お久しぶりです。
いつもありがとうございます。一度「待っていてね」と言ってからやっと公表できることができました。
1年前からの不調が悪化し3/9の後楽園興行から首と脳の不調で欠場しておりましたが、医師や原田さん、小川さんとの話し合いの結果、引退することとなりました。
↓ https://t.co/XrgSg7eBjj— 星輝ありさ(引退しました) (@hoshikiarisa) May 20, 2020
公式発表にもある通り、首のケガと脳の不調が原因のようです。
ドタキャンとなった3・8後楽園ホール大会後には、このようなツイートをしています。
今日は急な欠場となってしまって本当に申し訳ございませんでした。
回復したてで、拙い文になってしまっているかもしれませんが、取り急ぎコメントを出させて頂きます。
ファンの皆様、色々思うことがあるかと思いますが、次お伝えする時までちょっとだけお待ち下さい… pic.twitter.com/ltCVTHQ4mZ
— 星輝ありさ(引退しました) (@hoshikiarisa) March 8, 2020
体調は、かなり前から悪かったようです。
星輝ありさからの引退メッセージ
星輝ありささんからの引退メッセージが公式よりアップされています。
メッセージ動画には、引退を惜しむ声が多数寄せられています。
コロナが終息したら、ぜひ引退セレモニーを開催してもらいたいです。
中にはリモートで10カウントゴングという新しい提案も!
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返上により空位となった白いベルトの行方は?

白いベルトの王者であった星輝ありささんの引退により、ベルトは返上され、タイトルは空位になる模様です。
現時点(5・20)では次期チャンピオンが誰になるのか、どう決めるのかなどは、未定となっています。
新型コロナウイルスの感染拡大防止のイベント自粛の影響で、決定戦を行うことなく王者が指名されることもあり得る状況。
その場合の有力候補を挙げてみましょう。
3・8後楽園大会で挑戦予定だった刀羅ナツコ選手、3・24後楽園大会で開催されたシンデレラ・トーナメントで優勝して挑戦を表明したジュリア選手、タッグパートナーだった中野たむ選手らが、次期挑戦者候補に名乗りを上げることが予想されます。
【予想】白いベルトの次期チャンピオン有力候補

空位となる白いベルトのチャンピオンが指名されるとなれば、その候補は限られてきます。
その中でも最有力と目される2人を挙げてみます。
刀羅ナツコ(とうら なつこ)
おい星輝
引退で返上すんならさっさと返上しとけよアホ
同情引くようなやり方しやがってくだらねぇ
踏み潰してよ、
てめぇの顔面に靴跡残してやろうと思ってニヤニヤしてたのにこのザマか最後まで気にいらねぇ奴
で、白ベルト誰といつやんの?
これで白紙逃げとかさせねぇからな#スターダム— 刀羅ナツコ (@STARDOM_N) May 20, 2020
まずはヒールユニット・大江戸隊のリーダーである刀羅ナツコ。
星輝ありささんがドタキャンした3・8後楽園のタイトルマッチの相手で、現時点での№1コンテンダー。
かねてより白いベルトに興味を示しており、挑戦が流れた王座が空位となった今、次期チャンピオンに標準を定めるのは必至。
ジュリア
星輝だったから白いベルトを目指そうと思った
シンデレラ優勝できたのもお前と一騎打ちをしたくて必死だったから。
ジュリアにとっては短すぎたし濃密すぎた。
だからすげー悔しくてたまらないよ東京ドームの前日、コメントくれてありがとう。
またな pic.twitter.com/8lpP4vfMwH
— ジュリア=Giulia (@giulia0221g) May 20, 2020
次なる有力候補は、お騒がせ女の異名を持つジュリア。
新生ユニット「ドンナ・デル・モンド」を率いる彼女は、3.24後楽園で行われたシンデレラトーナメントに優勝。
その勢いで欠場中の星輝ありささんに4.29大田区での挑戦を表明していた。
次期王座決定戦に出るための実績は申し分ないが、星輝ありささんと戦うことが目標だっただけに、モチベーションの低下が懸念される。
【予想】決定戦にエントリーされそうな選手たち
中野たむ
そして
復帰した時からずっと対角にいるようで隣にいて支えてくれた、たむちゃん。また白ベルト掛けて戦おうって、タッグのベルト再挑戦しようって約束したのにごめん。
DREAM☆SHiNEは私の宝で生き甲斐でした。
ずっと隣にいてくれてありがとう。
たむちゃんが相方で本当に心の底からよかった。 pic.twitter.com/XzFVLI0iNT— 星輝ありさ(引退しました) (@hoshikiarisa) May 20, 2020
星輝ありささんのタッグパートナーであり、良きライバルであった中野たむ。
3・8後楽園のドタキャンに「落とし前をつけてほしい」と怒りをあらわにしていたが、事情が事情だけにやむなしといったところ。
選手がケガで欠場や引退でベルト返上する際、タッグパートナーが意思を継いで次期王者に名乗りを上げる展開はプロレスにおける鉄板ストーリー。
挑戦者決定戦に名を連ね、相棒の引退に花を添えられるのか?
渡辺桃(わたなべ もも)
あの人の蹴りは痛いし早いし意識吹っ飛ぶしで蹴りでこの人には勝てないかもしれないって正直めちゃくちゃ悔しかった。
だからいつか絶対勝つって思ってたのに!
私からベルトを取っておいて勝ち逃げかよ…もう一回戦いたかったなー
体お大事に!お疲れ様でした。— 渡辺 桃 (@stardom_momo) May 20, 2020
ユニット「QUEEN’s QUEST」のリーダーであり、白いベルトの前王者にして最多防衛記録を持つ渡辺桃。
昨年のシンデレラトーナメント2019に優勝した星輝ありさの挑戦を受け、王座陥落。
以降はパッとせず、テーマのない谷間期に突入してしまう。
再浮上のきっかけとして再び白いベルトを巡る戦いに加わることも考えられるが、雑誌のインタビューで「赤いベルト(団体の最高峰王座)に挑戦したい」と表明しているのが気がかり。
ジャングル叫女(じゃんぐる きょうな)
【Happy Jungle LIFE】
祗園精舎の鐘の声
諸行無常の響きあり
娑羅双樹の花の色
盛者必衰の理をあらわす
おごれる人も久しからず
唯春の夜の夢のごとし
たけき者も遂にはほろびぬ
偏に風の前の塵に同じhttps://t.co/dLwbNTmnmN— ジャングル叫女 Jungle Kyona (@junglekyona) May 20, 2020
木村花の率いるユニット「TOKYO SYBER SQUAD」の№2であるジャングル叫女。
新型コロナウイルスの影響で、2.23名古屋の地元凱旋大会で組まれていた赤いベルト戦が流れるという、苦い経験を持つ。
捲土重来を期する彼女が、仕切り直しとして白いベルト戦線に名乗りを上げる可能性は否定できない。
林下詩美(はやしした うたみ)
シングルは一勝一敗
星輝からベルトをとるって決めたのに嫌いって言ったけど星輝との試合は本気で蹴られて本気でぶん投げて私の全てが出せて好きだったよ
まだまだ戦い足りなかったな星輝ありさ、お疲れ様でした
ありがとうございました https://t.co/D1ofuj3IMH— 林下 詩美♛utami (@utami0914) May 20, 2020
ツイートにもあるように星輝ありささんをライバル視する林下詩美。
ライバルの意思を継ぐべく、返上したタイトル戦線に名乗りを上げるのは、十分にあり得る展開。
ただ、QQの後輩である上谷沙弥と組んでタッグ王座に挑戦表明していることから、白いベルトへの挑戦者決定戦参加は微妙といったところ。
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まとめ
いかがでしたか?
白いベルトの10連続防衛中のチャンピオンの突然の引退発表。
欠場直後から様々な憶測が飛び交っていただけに、ファンもすっきりとしたことでしょう。
まだ実現していない対戦カードやタイトルマッチもあり、引退を惜しむ声が多いのも事実ですが、星輝ありささんのこれからの人生を考えれば、やむを得ない決断だったと思います。
お疲れ様でした。
それでもスターダムはまだまだ続いていきます。
まずは白いベルトの新チャンピオン誕生に向けての発表を待ちましょう。
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