フリーズドライの味噌汁でも免疫力アップ効果は期待できるのか?【一日一杯のコロナ対策】

終息の気配をみせない新型コロナウイルスの渦中、免疫力を高めてくれるといわれる発酵食品に注目が集まっています。

納豆やキムチが品薄なっていることからも、その期待値の高さがうかがえるというもの。

そして日本には、味噌という伝統的な発酵食品があります。

一日一杯の味噌汁が免疫力を高めてくれるとあって、毎日の食事に取り入れている方も多いのではないでしょうか。

ところで、その免疫力アップ効果はインスタントの味噌汁でも得られるのでしょうか? 

気になりますよね?

今回はインスタント味噌汁のひとつ、フリーズドライ味噌汁について解説していきたいと思います。

スポンサーリンク



フリーズドライ味噌汁とは? その作り方と特長を解説

フリーズドライ味噌汁の作り方

フリーズドライ味噌汁とは、文字通り「凍らせて、乾燥」させた味噌汁です。

味噌汁をフリーズドライに加工するには、先ずは味噌汁を作り、次に急速冷凍したのち、真空下において圧力をかけます。

こうすると味噌汁と具に含まれる水分は沸騰を経ずに気化し、抜けていきます。この現象を昇華といいます。

昇華によって水分が抜けた味噌汁や具は、乾燥して体積が小さくなります。

こうして、私たちが普段から目にするフリーズドライの味噌汁が出来上がるのです。

フリーズドライ味噌汁のメリットとデメリット

加熱せずに乾燥させるフリーズドライの味噌汁には、生みそタイプの味噌汁にはない様々なメリットがあります。

フリーズドライの味噌汁のメリット

フリーズドライ味噌汁のメリット

インスタントと侮るなかれ。

特殊な加工で作られたフリーズドライの味噌汁には、生みそタイプの味噌汁にはない様々なメリットがあります。

加工の過程で水分を完全に飛ばすため、非常に軽くなること。

スーパーやコンビニなどで手に取ったことのある方はおわかりでしょうが、とてもコンパクトで軽量です。

また水分を飛ばし切ることで、賞味期限が一年間といった長期保存が可能となっていること。

そして不要な加熱を行わないため、熱に弱い栄養素も損なわれておらず、高い栄養価を保っていること。

最後に、お湯で戻すだけの簡単調理で食べられることが挙げられます。

これらのメリットから、フリーズドライ食品は非常食としても優秀なだけでなく、宇宙食などにも取り入れられているのです。

フリーズドライの味噌汁のデメリット

フリーズドライ味噌汁の持つデメリット

必要以上に加熱していないとはいえ、そこは加工食品。いくつかのデメリットも存在します。

まずは生に比べて食感や色が劣ること。

加工食品、保存食品である以上、これは避けられません。

とはいえ、フリーズドライ加工における冷凍技術や加圧技術は日々高まっており、より加工前の状態に近い復元力が備わってきています。

次は価格の高さ

急速冷凍、真空加圧といった工程を経て作るため、どうしてもコストが嵩んでしまいます。

最後に、調理にお湯が必要な事です。

水で戻せないわけではないのですが、お湯による調理に比べて味や食感は大きく劣ってしまいます。

ここがポイント
逆に言えば「災害時にお湯を沸かせなくても食べることはできる」ともいえます。

スポンサーリンク



フリーズドライの味噌汁でも免疫力アップ効果は期待できるのか?

一日一杯の味噌汁が免疫力を高めてくれるという説には、ある根拠があります。

それは味噌の持つ酵素や乳酸菌と、具材の野菜が持つ食物繊維が腸内環境を改善してくれるから。

これにより腸内の善玉菌が優勢となると、体内の約70%といわれる腸内の免疫細胞が活性化してゆきます

不要な熱を加えないフリーズドライの味噌汁ならば、加熱殺菌した生みそタイプの味噌汁よりも免疫アップ効果が期待できそうなのですが……。

実際には急速冷凍以前の「通常の味噌汁を作る過程」において、味噌の持つ酵素や乳酸菌は失われています。

乳酸菌は50℃を超えると死滅してしまいます。鍋で味噌汁を作る際、火を止めてから味噌を入れ、沸騰させる前に火からおろすのはこのためです。

ただし加熱が最小限に抑えられているため、具材の栄養の大半は失われておらず、腸内の有害物質を排出してくれる食物繊維も残ったままです。

また乳酸菌の死骸は腸内の善玉菌のエサとなるので、腸内環境を整える役目も残されています。

これらのことから「フリーズドライの味噌汁でも免疫力を高める効果が期待できる」と言えるでしょう。

ここがポイント

もちろんバランスの取れた食事を心がけることも大切です。

オススメのフリーズドライ味噌汁の具は?

オススメのフリーズドライ味噌汁5選

優れた加工技術により、ボリュームたっぷりの具材を楽しめるフリーズドライ味噌汁。

種類も豊富ですが、どんな具材を選ぶと免疫力アップに効くのでしょうか?

オススメの具材を5つ、挙げてみましょう。

なめこ

オススメのフリーズドライ味噌汁 なめこ

ヌルヌルした粘液に包まれた、独特の食感を持つなめこ。

このヌルヌルの正体はペクチンという糖タンパクで、栄養学上は水溶性食物繊維の一種とされています。

このヌルヌルまでも復元するフリーズドライ技術には目を見張るばかり。

なめこ自体も食物繊維を不溶性食物繊維の塊のようなものですので、便秘と腸内環境の2つの改善が見込まれます。

ここがポイント

ペクチンは糖の吸収を抑えて血糖値の急上昇を防いでくれますので、ダイエットにも効果がありますよ

あおさ

オススメのフリーズドライ味噌汁 あおさ

海藻であるあおさは、豊富なミネラルを含んでいる食材です。

しかも食物繊維の中でも不足しがちな水溶性食物繊維を豊富に含むため、便秘の改善効果にも期待が持てる具材といえます。

長ネギ

オススメのフリーズドライ味噌汁 長ネギ

シャキシャキした食感のネギも、食物繊維が豊富。

茎(白い部分)に含まれるネギオールには強い殺菌力があり、昔から風邪によく効くとされてきました。

腸内環境の改善以外の部分でも、免疫力アップ効果に期待が持てる成分です。

ほうれん草

オススメのフリーズドライ味噌汁 ほうれん草

多くのビタミン類や食物繊維を含む緑黄色野菜の中でも、特に栄養価の高いほうれん草。

造血作用のある鉄分が最も豊富な野菜であり、その吸収を助けるビタミンCも含まれています。

免疫力アップ効果だけでなく、体そのものを丈夫にしてくれる具材といえるでしょう。

豚汁

オススメのフリーズドライ味噌汁 豚汁

単一具材ではありませんが、特にオススメ具材として紹介したいのが豚汁です。

生みそタイプのインスタント味噌汁とは比較にもならないほどゴロゴロとした具材を楽しめるのも、フリーズドライ味噌汁の大きな魅力。

物繊維を多く含む大根、ニンジンが含まれているだけでなく、豚肉のタンパク質や動物性脂肪も摂れる、栄養面でもトータルバランスに優れた味噌汁といえるでしょう。

まとめ

 

フリーズドライの味噌汁でも免疫力はアップできるのか?まとめ

いかがでしたか。

フリーズドライの特性を知れば、インスタントとは馬鹿にできない、質の高い保存食であることがお分かりいただけると思います。

備蓄用の非常食に、宇宙食に、最近では贈答品としてのニーズも高まっているフリーズドライの味噌汁。

身近なところから始められる新型コロナウイルス予防対策として、毎日の食事に取り入れてみてはいかがでしょうか?

お湯を注ぐだけで手軽に飲めるフリーズドライ味噌汁なら、忙しいあなたにもきっと始めやすいはずですよ。

スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です