日が短くなり、温かい食べ物が恋しい季節になってきました。
コンビニなどでは早くもおでん商戦が始まり、低価格、低カロリーを売りにしたセットメニューなども販売され始めています。
そこで糖質制限中におでんを食べる際の注意点をまとめてみました。
食欲の秋、つい食べ過ぎてダイエットに挫折したという経験をお持ちの方、必見です。
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目次
糖質の少ないオススメのおでんネタ

おでん種にも糖質の多いものと少ないものがあります。
糖質の少ないものをチョイスすれば、お腹いっぱい食べられますよ。
(ここでは一食当たりの糖質摂取上限を40gと設定しています)
大根

おでんの人気種として、常に上位に名を連ねる大根。
つゆがじっくりとしみ込んだ大根は体も温まり、食べ応えも十分。
根菜である大根は糖質の高い野菜というイメージがありますが、一切れ(100g)当たりの糖質量はおよそ3gほど。
カロリーも18㎉と控えめで、糖質制限ダイエットにもカロリー制限ダイエットにもうれしいおでん種です。
卵

ダイエットの定番食材である卵も、おでんでは定番の人気種。
ほとんど糖質を含まないだけでなく、タンパク質も摂れるのがうれしいおでん種です。
最近ではゆで卵だけでなく、厚焼き玉子を入れるお店も増えている様子。
ゆで卵よりもつゆがしみやすく、ふわふわした口当たりが人気のようですよ。
こんにゃく・結びしらたき

糖質、カロリーともに低く、食物繊維が豊富とあって、ダイエットの定番食材に挙げられるこんにゃく。
おでん種としても人気上位で、コンビニでも売り切れているところをよく見かけます。
厚みがあって食べ応え十分のこんにゃく、味しみの良い結びしらたき。
もぐおはどちらも好きで、自宅で作る際は両方とも入れています。
ウインナー

登場したのはここ数年のことながら、すっかり定番のおでん種になったウインナー。
糖質量が少なく、ダイエットにも向いているおでん種です。
ご家庭で作るときは食べる直前に入れ、ウインナーが温まる程度にしておきましょう。
煮込みすぎると脂が抜け、ぱさぱさした食感になってしまいます。
ロールキャベツ

和風だしがしみたロールキャベツは、さっぱりとしていて何個でも食べられそうな人気のおでん種です。
一つ二つなら問題ありませんが、それ以上食べるなら注意してほしいことがあります。
それは中の肉の部分に使われている、つなぎの小麦粉。
このような隠れ糖質があることを知っておくことで、意図しない糖質の摂り過ぎを防ぐことができますよ。
牛すじ串

柔らかく煮込まれた牛すじ串も、おでんでは定番の人気種。
くにくにした独特の食感は、他のおでんネタにはないもの。
おでんを食べる際は必ず頼むという方も多いのではないでしょうか?
煮込まれたることで抜け出した脂は、牛すじ串のカロリーを抑えてくれるだけでなく、つゆにコクを与えてくれます。
嬉しい相乗効果ですね。
昆布

お出汁をとるのに入れておく昆布も、実は人気ランキング上位に名を連ねる定番のおでん種。
糖質やカロリーが低いだけでなく、食物繊維が摂れる貴重なおでん種でもあります。
タコ・イカ

魚介類もまた、高たんぱく、低糖質なおでん種です。
魚介類は煮込みすぎると固くなるので、ご家庭で作る際は煮込みすぎに注意しましょう。
厚揚げ

豆腐を揚げ固めた厚揚げも、低糖質なおでん種。
ボリュームがあって食べ応えがあるので、満腹感を得やすいおでん種といえます。
ご家庭で入れる際は、油抜きの下処理をしましょう。
味しみがよくなるだけでなく、カロリーも抑えられます。
がんもどき

豆腐に具材を練り込み、揚げ固めたのががんもどき。
厚揚げに比べて味が染みやすく、人気のおでん種に挙げる方も多いのではないでしょうか?
厚揚げ同様、油抜きの下処理をしておくことでカロリーを抑えられます。
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ちょっと注意したい糖質の多いおでんネタ

ヘルシーを謳い文句に売り出されているおでんですが、中には思いのほか多くの糖質を含むものもあります。
また一つ当たりの糖質量は少ないものの、数を食べてしまうことで結果的に多くの糖質を摂ってしまうケースも。
そこで食べる際には量に注意したい、おでん種をご紹介していきます。
練り物

魚のすり身を焼いた、あるいは揚げ固めて作られる練り物。
ちくわ、さつま揚げ、つみれ、はんぺんなど、様々な種類があります。
魚が原材料なので低糖質なイメージがありますが、つなぎに使われている小麦粉が隠れ糖質。
腹持ちのよい人気のおでん種ですが、糖質制限中は食べ過ぎに注意が必要なおでん種です。
つなぎを使わないつみれは例外。
一個当り3g前後と、低糖質な練り物です。
ちくわぶ

関東ではおなじみのおでん種、ちくわぶ。
だしが染みて崩れかかったちくわぶが最高、という声も少なくありません。
このちくわぶ、実は小麦粉の塊。
コンビニおでんの大きさで約20gの糖質を含みます。
食べても一つに留めておくのが無難といえそうです。
ジャガイモ

味しみがよく、ほくほくと体が温まるジャガイモも、定番のおでん種になりつつあります。
糖質を多く含む根菜なので、食べ過ぎないようにしましょう。
餅巾着

つゆが染みてとろけたお餅がたまらない、餅巾着。
餅が糖質の塊なので、たくさんは食べないようにしましょう。
〆の一品として食べるなら、カーボラストにもなるのでベターです。
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中にはこんな変わり種も

テレビやネットで紹介された、おでんの変わり種を4つ、ご紹介していきます。
いずれも低糖質なおでん種ばかり。
おでんが続いて飽きを感じたら、ぜひ一度試してみてください。
トマト

おでんにトマトというと違和感を覚える方も多いかもしれません。
しかし一度食べたら病みつきになると、ネット上の人気ネタランキングでも上位に食い込む存在になっているようです。
パスタのトマトソース、ピザのトッピング、ミネストローネなどのスープ、中華料理のトマトの卵炒など、温かいトマト料理がすでに受け入れられていますので、これからますます人気が上がっていくネタとなるのではないかと見ています。
まだコンビニのおでん種にはラインナップされていませんが、家で温め直す際にトマトを入れてあげるだけで、簡単にトマトおでんを味わうことができます。
切り分けて入れられないため、ミディトマトやミニトマトを使うと食べやすいですよ。
しいたけ

鍋や煮物料理では定番の具材となっているシイタケですが、おでんのネタとなると、まだまだ認知度は低いようです。
よい出汁が出るばかりでなく、食物繊維も豊富に摂れますので、ご自宅でおでんを作る際にはぜひ一度試してみてください。
ゴボウ

もぐおが自宅でおでんを作る際、必ず入れるのがゴボウ。
下処理の手間こそかかりますが、つゆに深みが出るので気に入っています。
おでん種は柔らかいものが多いので、アクセント代わりに入れてみるにも良いと思います。
ささがきゴボウのように細かくして入れるのではなく、画像のように大きめに切って入れるのがポイント。
こんにゃくだけでは補えない水溶性食物繊維を、できるだけ閉じ込めておくためです。
アボカド

トマト以上に奇抜なおでん種として挙げられるのが、アボカド。
テレビで紹介されて以来、じわじわと人気を集めています。
元は函館発祥の創作おでんでしたが、徐々に全国展開しているのだとか。
濃厚な豆腐を食べている感じがウケているようです。
おでんで簡単!糖質制限ダイエット【まとめ】

いかがでしたか?
上手におでん種を選べば糖質制限ダイエットメニューになりますが、選び損ねると高糖質メニューにもなってしまうのが、おでんです。
できるだけ低糖質のおでん種を選びたいものですが、我慢のし通しは禁物。
ストレスからダイエットに失敗するリスクが高まってしまいます。
高糖質だけど、どうしても食べたいというおでん種があれば、〆の数品として食べるのがオススメ。
〆に食べることでカーボラスト効果を得られるだけでなく、満足感も残りやすくなりますよ。
食べる順番や組み合わせをちょっとだけ意識して、冬の定番おでんを楽しんでください。
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