【これでばっちり】食品表示ラベルの 記載ルールと正しい読み取り方のポイント

カロリー、脂質、炭水化物。

ダイエットを始めるにあたり、気になる言葉はそれぞれですよね。

これらの言葉を意識して食品や飲料のラベルを見るようになると、ゼロ、レス、オフ、カットといった言葉が目に飛び込んでくることと思います。

ダイエッターにはうれしい言葉ですが、これらの単語はイメージやニュアンスだけでは表示できません。

食品表示法によって定められた表示ルール、いわゆる基準値をクリアしなければなりません。

だからといって、油断は禁物。

表示のルールを理解しておかないと、思わぬ落とし穴にはまってしまうこともあるのです。

さっそく解説していきましょう。

食品表示ラベルの記載ルールと正しい読み取り方のポイント

食品表示ラベルの落とし穴いきなりですが、パッケージや食品表示ラベルに書かれているゼロという表示を鵜呑みにしてはいけません。

なぜなら以下の表記ルールが定められており、基準を満たせばゼロと表記してもよいことになっているからです。

カロリーの場合

カロリーのゼロ表記の基準値は、食品100g、または飲料100㎖内に含まれるカロリーが5㎉未満である場合。

糖質の場合

糖質のゼロ表記の基準値は、食品100g、または飲料100㎖に含まれる糖が0.5%未満である場合。

このようにゼロ表記だからといって「全く入っていない」と思うのは間違いです。

ゼロなのにゼロじゃないってこと?

ゼロなのにゼロじゃないってこと?ゼロと表記されているのに「わずかとはいえ含まれているじゃないか」と疑問に感じる方も多いのではないでしょうか?

食品表示基準のもとでは「この程度の含有量であれば、栄養成分としては無視しても差し支えない量である」とみなされているからです

上記を踏まえて注意すべき点があります。

ラベルに糖質ゼロの表記のある500㎖入りのペットボトル飲料であれば、最大で一本あたり2.5g弱の糖が含まれている可能性があるということです。

食品表示法の上では無視できる範囲の量とは言え、チリも積もればなんとやら。

カロリーや糖質量を計算して摂取するのであれば、念頭に置いておく必要があります。

夏場にご用心

暑い夏場に飲料を何本も飲んでしまうと、誤差の範囲を超えたカロリーや糖質を摂取してしまう可能性があります。

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2019年6月5日

糖類ゼロにもご用心

糖類ゼロの表記は疑ってかかるべし健康志向にともない、糖類ゼロを表示する食品が増えてきています。

しかし「糖類ゼロなら糖成分は入っていないだろう」というのも間違いです。

糖類とは単糖類と二糖類の二種類のこと、糖質とは糖類と多糖類の総称を指しているからです。

ですから糖類ゼロという表示には「単糖類と二糖類は入っていない。多糖類は入っている場合がある」というふたつの意味が含まれることになります。

ここでいう糖類とは主に砂糖のことですので、砂糖不使用といったニュアンスで使われていることが多いようです。

成分表示を確認し、糖質や炭水化物が含まれていないかをチェックしましょう。

特に重要

糖類は糖質に含まれるが、糖質は糖類に含まれない。

表記のチョイスが違うだけ

表記上の表現が違うだけこれでゼロ表示の決まりについてはご理解いただけたと思います。

では同じような意味を持つ、レス、ノン、無との違いはどこにあるのでしょうか。

実は食品表示法には、これらを差別化する定義が存在しません。

シュガーレス、ノンシュガー、シュガーゼロ、砂糖不使用(無糖)といった表現の違いは、各メーカーが商品イメージや語感などに合わせて使い分けられているにすぎないのです。

なるほどね
意味合いは同じなので、表記の違いに大きな差はないとだけ覚えておきましょう。

食品表示ラベルの記載ルール【微、低、少などを表示する場合】

食品表示ラベルに書かれた微、低、少の違いに悩むここまでゼロ、いわゆる「含まない」について解説してきました。

食品表示にはゼロの他に、低いという意味を持つ表示もあります。

低いというからには、なにかと比べて少ないということですが、このオフ表示にも食品表示法によって定められた表示ルールがあるのです。

甘さ控えめ

低糖

微糖

極微糖

などなど

コーヒーなどの飲料で、このような表示を見かけたことはありませんか?

他にも、少なめ、ライト、ダイエットなど、その表現は多岐にわたります。

どれも低いという意味では共通していますが、その差が今一つ分からないという方も多いのではないでしょうか。

これらの違いも、単なる表現の違いにすぎません。

食品表示法で定めてられている基準値を守っていれば低いという意味の言葉を使ってもよいという表示ルールに従い、各メーカーがそれぞれの商品のイメージに合わせた言葉を用いた結果なのです。

それでは、ガイドラインとなる基準値をみていきましょう。

以下の基準を満たせば、低いという意味の言葉を記載してもよいことになっています。

カロリーの場合

食品は100g内に含まれるカロリーが40㎉未満、飲料は100㎖内に含まれるカロリーが20㎉未満である。

糖質の場合

食品100g内に含まれる糖質が5g未満、飲料100㎖内に含まれる糖質が2.5g未満である。

表現の違いって、具体的にはどういうこと?

表現を変えて多様なニーズに応える2種類のコーヒー飲料があるとします。

それぞれ100㎖内に、2g、1gと、違う量の糖質を含んでいます。

それぞれに含まれる糖質は基準値の2.5gを下回っているので、低いという言葉の記載が認められます。

それぞれが違うメーカーのコーヒー飲料なら、両方とも微糖の表示であってもよいかもしれません。

しかし同一のメーカーであった場合、それぞれのコーヒー飲料に同じ微糖という言葉を使うと差別化が図れなくなります。

そこで低糖と微糖ように「同じ意味合いの別の言葉を使い分けている」というわけなのです。

ここが大事

糖質やカロリーの摂取量をコントロールする場合には、言葉のイメージだけで判断せず、成分表示を確認して含有量をチェックするようにしましょう。

食品表示ラベルの記載ルール 【減、オフ、カットなどを表示する場合】

食品表示ラベルに書かれたオフとカットの違いに悩むここまで「含まない」と「低い」について解説してきました。

食品表示にはこれらの他に減、オフ、カットといった、低減という意味の表示もあります。

低減というからには、なにかと比べて減らして低くしたということですが、この低減表示にも食品表示法によって定められた表示ルールがあるのでしょうか?

カロリーの場合

食品は100gあたり、飲料は100㎖あたりで20㎉以上の低減がなされ、かつ25%以上の割合でないと、その旨を記載するできません。

この表示ルールがあるため、最低でも25%以上の低減がなされていることになります。

低くなっているとはいえ、低減元となる商品の元々のカロリーが高いと、摂取したカロリーが思いのほか高かったということもあり得ます。

少なくなった割合に騙されず、実際にどれくらいのカロリーが含まれているのかを確認するくせをつけましょう。

糖質の場合

食品は100g内に含まれる糖質が5g以上、飲料は100㎖内に含まれる糖質が2.5g以上の低減がなされ、かつ25%以上の割合でないと低減を意味する表示を記載するできません。

こちらもカロリー同様、最低でも25%以上の低減がなされています。

25%とは1/4、かなりのカット率です。

それでも低減された後の糖質の量は、しっかりと確認するようにしましょう。

元々の糖質量が多い場合は、25%の低減では一食当たりの糖質上限量に収まっていない可能性があるからです。

けっこう大事

必ず「低減されて何gになったのか」を確認するくせをつけましょう。

食品表示ラベルをチェックする際の再重要ポイントは、これだ

食品表示ラベルをチェックする際の再重要ポイントは、単位の見極め食品表示をチェックするにあたって、とても大事なことがあります。

それは単位をしっかりと見極めることです。

食品表示は100gあたりや100㎖あたりの数値で書かれているものがほとんどですので、以下のような勘違いをしてしまうことも。

例1

500㎖入りの飲料の食品表示が100㎖単位で書かれている場合。

この飲料500㎖全てを飲んでしまうと、表示の5倍の糖やカロリーを摂ったことになります。

例2

一箱(一袋)に複数個入りの食品の場合も同様です。

食品表示が一箱(一袋)あたりの表示なのか、それとも食品一個あたりの表示なのかを確認するようにしましょう。

一箱(一袋)あたりと早合点して全部食べてしまうと、予想以上の糖やカロリーを摂ってしまうことに。

筆者も糖質制限ダイエットを始めたばかりの頃は、この二つの失敗を繰り返しました。

なかなか体重が落ちなくなって、よく注意して確認するようになって、初めて気づいたのです。

表記されている数字の小ささに飛びつかず、しっかりと含有量と単位をチェックすることが肝要です。

食品表示ラベルの記載ルールと正しい読み取り方のポイント【まとめ】

食品表示ラベルの記載ルールと正しい読み取り方のポイントいかがでしたか。

食品表示には食品表示法に基づいたルールがあり、定められた基準値をクリアしなければ記載できないことがお分かりいただけたと思います。

しかし正しく記載された情報もミスリードや早合点があると、正しく読み取ることができません。

糖質制限ダイエットでは毎食の糖質量をコントロールすることが大切です。

せっかくの情報を無駄にしないためにも、食品表示の記載を正しく読み取り、理想の体型や体重を手に入れてください。

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